2021年07月29日(木) | SDGs
吉川運輸株式会社・大阪運輸株式会社は、年間1万人を超えるボランティア活動・社会貢献活動を支援しています。
弊社がサポートしております大塔ライフハウスの取り組みをご紹介いたします。
児童発達支援体験会実施中です! |
吉川ロジスティクスグループのみなさま
いつも大変お世話になっています。大塔ライフハウスの村上です。
平素より弊法人をご支援いただき、誠にありがとうございます。
いよいよ始まる大塔ライフハウスの児童発達支援事業。現在は新しいスタッフの訓練とミーティングを毎週火曜日に宇野峠里山(奈良県五條市三在町)にて行っています。
この時期(7月)は梅雨の真っ最中。気温は高く湿度が高いため森の中でも体感温度はかなり高くなっています。
木陰でじっとしていると涼しげな風も吹いてきて気持ちがいいのですが、支援の現場ともなると動かないわけにはいきません。
新しいスタッフは最若手は十代、最年長は60ン歳まで幅広い年代がそろいました。
若手は体力、ベテランは知識経験と、おのおのが持ち味を生かし、連携して支援を行えるよう、本番開始までに訓練を続けていきます。
今までご家族同伴の体験会は何度か開催してきたのですが、7月18日に初めて支援対象者のみ参加の体験会を行いました。
当日の参加者は2名。通常は10名前後預かるので、人数としては少ないのですが、いかんせん我々にとってもご家族抜きのケースは初めてなので、子どもたちがどのような反応をみせるか予想できず緊張します。
参加者のひとりは自閉のある小学4年の男の子。
まず送迎車に単独で乗ってくれるのかという最初の課題は意外とあっさりクリアー。支援の現場にきても、小川に直行して黙々と遊んでいます。まずは一安心。
もう一人はちょっと言葉がうまく出ない高校3年の女の子。
最初はマスク越しの顔からもめちゃくちゃ緊張しているのがわかったのですが、何とか打ち解けようとスタッフがしりとりを始めたところ、出てくる単語はスーパー、コンビニ、ファミレス系ばかり。
スーパーの話をしたら表情が一気にかわり、何とか打ち解ける事ができました。
子ども一人ひとりが全く違った特性を持っており、対応のやり方も様々です。こういった経験を積み重ねていき、本番に備えていければと思っています。