2012年08月24日(金) | 2012年
7月26日木曜日、主要港督励巡視団(※1)が大阪港を視察し、弊社の外貿L-1営業所(※2)が高評価を受けました。
巡視の重点点検事項には
1. 揚貨装置、クレーン、フォークリフト等荷役機械による災害防止対策の実施状況
2. 墜落・転落による災害防止対策の実施状況
3. 荷の崩壊、落下等による災害防止対策の実施状況
4. 当協会(※1)が推進している指差呼称の実施状況
等とされており、上記4項目に加えモラル・マナー面、4S実施状況、安全に対する掲示物の活用状況等も評価されました。
特に指差呼称とモラル・マナーの教育には大変な評価を頂いており、“このようなハイレベルな教育はどのように実施されているのか?”といった嬉しいご質問も頂きました。又、この時期懸念される熱中症対策について、当営業所では水分補給・塩分補給に加え、こまめに休憩をとらせており、その様子をチェック表等で1時間毎に管理していることについても評価頂いており、藤川所長の安全意識の高さが伺えます。
全国の労働災害発生件数・労働災害死者数は、全産業的に見ると年々減少はしていますが、業種別に見ると港湾荷役業の減少率はまだまだ低い水準となっています。弊社も港湾荷役業を担う一企業として、日頃から安全活動に取り組み、災害防止に努めて参ります。
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注釈
※1 主要港督励巡視団とは、港湾貨物運送事業労働災害防止協会より選ばれた団員及び本部職員の総勢33名で構成され、港湾貨物運送事業における安全衛生水準の向上と労働災害防止対策の一層の推進を図ることを目的として結成された団体です。当団体の活動の一つとして主要港督励巡視があり、昭和39年9月の設立以来今回で48回目を数えます。今回の巡視では地方労働局及び運輸局等から来賓を迎えられ、大阪港については45名で巡視が行われました。又、主要港とは東京港、横浜港、清水港、名古屋港、大阪港、神戸港、門司港、博多港の8港を指しており、全国の港湾物流の拠点となっております。
※2 弊社外貿L-1営業所は大阪港に面しており、鋼材や機械類の荷役作業を行っています。
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