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2019年03月01日(金) | SDGs|ニュース

大塔ライフハウスプロジェクトのクリスマスイベントに協賛しました

昨年の12月15日、16日に行われた大塔ライフハウスプロジェクトのイベント「クリスマス・学校に泊まろう!」に協賛しましたのでご報告いたします。

  
大塔ライフハウスプロジェクト
村上様より

大塔ライフハウスプロジェクトは、奈良県五條市大塔町にある廃校となった旧大塔小中学校を拠点として、児童発達支援、森のフリースクール、介護サービスといった福祉・教育・介護の事業を展開し、就労、移住を促進する事を目的としています。
2011年の「台風12号・紀伊半島大水害」によって、大塔町も多くの方が犠牲となりました。大塔小中学校も土砂災害の影響でグランドとプールが使用不能となり、地区への立入りも制限され、生徒たちは西吉野小学校の仮校舎への移動を余儀なくされます。
この水害がきっかけとなって人口減に加速がかかり、児童生徒数も減少し、結局学校も再開される事なく2018年に正式に廃校となりました。
大塔ライフハウスプロジェクトは、このいろいろな思いの詰まった旧大塔小中学校に新たな風を吹き込むため、2018年10月から活動を開始しました。

その第一弾として、12月15、16日に「クリスマス・学校に泊まろう!」というイベントを行い、五條市を中心に、遠くは大阪からも15世帯52名の方のご参加頂きました。吉川運輸様、大阪運輸様にはご協賛頂き、またwebサイトで広報にご協力頂き、当日夜には激励に駆けつけて頂き、誠にありがとうございました。
プログラムの内容は、地元の杉やヒノキを使ったクリスマスリース作りなどのワークショップ、アカペラとフラワーアートによるクリスマスライブ。翌朝は「星のくに」にあるプラネタリウムの見学へ。
メインイベントは1,000本のキャンドルによる学校のライトアップ。幻想的な灯りに揺らめく木造校舎を、みなさんうっとりと眺めておられました。

今回のイベントで私たちが一番心を動かされたのは、普段全く人影のない校舎と校庭に、多くの子供たちの歓声と歌声が響き渡り、笑顔が溢れたことです。
イベントの終わった今、大塔小中学校は再び静寂に包まれています。イベント時のような子どもたちの声と笑顔を取り戻すことが、私たちの願いです。
 
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